パッシブデザイン

私たちはパッシブデザインにこだわった
リフォームやリノベーションを行います。

パッシブデザインとは?自然を活用した8つの要素。

1. 集熱

太陽光などの自然エネルギーを取り込むこと。
一日の時間帯や季節による
「集熱」の違いを考慮しながら、
熱の出入りを自在にコントロールし、
快適な室内のリフォームに生かします。

2. 熱移動

高温側から低温側へ熱が伝わる「伝導」、
温度の不均一な分布に伴って生じる「対流」、
遠赤外線の熱線により直接伝わる「輻射」と、
さまざまな現象に伴って熱は移動します。
この特性を踏まえます。

3. 蓄熱

蓄熱とは集熱した「熱を蓄える」ことです。
日中に集熱された熱エネルギーを蓄熱する
ことで、過熱を防ぎ、また夜間放熱する
ことにより、一日を通じて快適で均一な
室内温度を保つことができます。

4. 廃熱

排熱とは、特に夏の時期に、熱を持った室内の
空気を排出することです。
熱を持った空気は体積が膨張して軽くなり、
その性質を利用し外に空気を放出することで、
室内温度を下げることができます。

5. 日射遮薮

日射を遮ることです。太陽高度が高い強い夏の
陽射しを遮り、室内の温度上昇を防ぎます。
またすだれや、アサガオ・ヘチマなどの
ツル性植物でつくる緑のカーテンも
計画的に取り入れます。

6. 通風

空気の流れをつくり出すのが通風。
間取り変更の際、室内で自然に風が通るように、
窓を家の対角に配置し通風を図ることで
涼感が得られ、夏場の冷房による負荷を
減らすことができます。

7. 採涼

夏場の室内の空気は、閉め切っていると壁面が
熱を帯びて夜まで保ち続けます。
日陰の涼しい場所や夜間の冷気を
取り込むことで、室内にこもった熱を排除し、
室温を下げることができます。

8. 断熱気密

住まいの性能評価のひとつに、
Q値(熱損失係数)やC値(相当隙間面積)に
よる断熱気密の数値実証があります。
省エネリフォームにより、熱収支コントロールの
精度を高めることが可能となります。